今回、新たに加わったハチミツ入りのシードルが入荷しました!
ハチミツの甘い香りとコクのある味わい、わずかに感じる甘みは強すぎず、食前だけでなく食後にも楽しめる興味深いシードルです。
人類最古のお酒として知られているミード(ハチミツ酒)より着想を得たシードルで、当初はハチミツの甘味を感じる、食後酒のようなシードルをイメージしていたフランツ。しかし、自身で納得のいく味わいにならず、改良を続ける中で、ベースは純粋にリンゴだけで醗酵を行い、瓶内2次醗酵の時点でリンゴ果汁の代わりにハチミツ添加。ハチミツ自体の甘さを強調するのではなく、ハチミツの香りを纏ったシードルになりました。
ハチミツは、近隣の有機養蜂家より譲ってもらったハチミツ(ミッレフォーリエ)。将来的には自分のリンゴ畑に蜂箱を置き、リンゴの花から取れたハチミツで醸造したいと夢を語るフランツ。彼の探求心とこだわりは相変わらずですね。
元来研究者であるフランツは、自分の好きなシードルを造ることに没頭しすぎた結果生まれた、果実感を持ったフレッシュなシードルで、酸が高く病気に強い品種は、農薬の散布を必要とせず、酸化のリスクも少ない、そして何よりキレと爽やかさはたまりません!(インポーター資料より)
※瓶底にはオリが溜まっておりますが、味わいにネガティヴさを与えるモノではありません。
抜栓する前に、一度オリを上げて濁った状態でお飲み頂くと、味わいがより強く感じられます。
■ワイン情報
[産地]イタリア アルト・アディジェ
[タイプ]シードル
[品種]リンゴ(ゴルドラッシュ80%、トッパス20%)、ハチミツ(百花蜜)1%、(樹齢20年)
[アルコール度数]5.9%
[醸造について]
破砕・圧搾し小型のタンクにて緩やかに醗酵を行う。遅れて収穫したリンゴを圧搾、果汁とハチミツを加えて瓶内2次醗酵。スボッカトゥーラ(オリ抜き)せず、そのままリリース。SO2(亜硫酸塩)無添加。
■ワイナリー情報
[継承年]1994年
[栽培方法]無農薬、無肥料栽培
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。