やや赤い果実を主体に、少し黒系ベリーやベーコンを思わせる香り。
僅かにスモーキーなニュアンスが重なり、花やハーブ、微細なペッパーのアクセントが感じられます。
味わいはスリムで冷涼感があり、洗練された印象。繊細ながらジューシーな果実味に、若々しくきめ細かなタンニンが溶け込みます。
ハーブや野菜を思わせる風味に、空気感を伴うスモーキーな木のニュアンス、背景には塩味や灰を思わせる鉱物的な要素、さらに仄かにダークでエーテル的なスパイスが奥行きを与えています。全体を通して引き締まった構成で、繊細な果実味と生き生きとした酸が、長く心地よい余韻へと続きます。
バーデン南部にあるこの地域は、ブルグンダー、とりわけシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)の第一級産地となっています。
火山地帯であるカイザーストゥールの4倍の面積を持つこの地域はその知名度もカイザーストゥールの影に隠れています。
しかし景観も郷土料理も素晴らしく、傑出したワイナリーが軒を連ねています。
優れた生産者はトゥーニベルクにもいるのです。私たちの舌も心も震わせるワインもあるのです。
このヴァイングートのブドウ畑は、一家の主な収入源であった石灰岩の採石場とその周辺に位置しています。
ソニア・マティス・スティッヒが20年間経営し、2020年に息子のセヴェリンに引き継がれています。
彼はガイゼンハイムでブドウ栽培と醸造学を学んだ後、ファルツ出身の醸造家であるサベス・セドラッチェクを連れて戻りました。
彼女はセラー、オフィス、セールスを引き継ぎ、セヴェリンは15ヘクタールの畑の有機栽培への転換に着手しました。
2023年ヴィンテージは彼らにとって有機栽培認証を取得した初めてのヴィンテージとなります。
(インポーター資料要約)
■ワイン情報
[産地]ドイツ・バーデン
[タイプ]赤・辛口
[品種]シュペートブルグンダー
[アルコール度数]13.5%
[土壌]ホーライン、黄土の細かい層を持つ貝殻石灰岩
[醸造について]100%除梗。天然酵母による自発的な発酵、浸漬、発酵。18か月間225リットルの樽で熟成。新樽30%。瓶詰め前にごく少量SO2添加。
■ワイナリー情報
[本拠地]ドイツ・バーデン
[生産者]セヴェリン・スティッヒとパートナーであるサベス・セドラチェック
[栽培について]有機栽培
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。



