リンゴ、ハーブや桃、複雑でフレッシュ、ミネラル、スモーキーでジューシー、喜びに満ちた白ワイン。
熟した柚子や八朔を思わせる和の柑橘から時間・温度上昇と共に春の花の蜜のような涼し気な甘さが重なります。若い酸と熟成による酸が調和して中間に濃霧のような果実を大きく押し上げ広げていきます。生き生きと鮮やかな果実、若い酸が腰高に感じられますがそれを覆うゼリー状果実がマスキング。
冷涼産地での完熟、というヨハネス哲学を体現しているワインです。リリース直後のレヴォリューションは若いそれらの個性が前に出ており春夏向きの涼し気な味わいです。
夏を越えたあたりからは、リザーブワインの要素が調和してきて滋味深い余韻のワインへと季節に合わせてシフトしていくのも魅力です。

オーストリア ナチュラルワインの先駆者30年以上健全な状態の畑とブドウ
オーストリア最大のワイン産地、ヴァインフィアテル。この地に居を構えるヨハネス・ツィリンガー。現当主ヨハネスの父ハンスは1980年代に既にオーガニック栽培に回帰しており、オーストリアにおけるナチュラルなワイン造りの先駆者のひとりです。畑と葡萄は30年以上、健全な状態で活力を与えられています。2013年、ヨハネス・ツィリンガーはワインにより葡萄の生命力と香りの力を反映させるため、新たな畑を開墾しました。設備は一新され、ワインはこれまで以上に自由な熟成を経ることとなりました。ツィリンガーでは新旧合わせた手法を採用しています。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]オーストリア・ヴァインフィアテル
[タイプ]白・辛口
[品種]シャルドネ(2024年)50%、リースリング(2013年~2024年)25%、ショイレーベ(2017年~2024年)25%、(樹齢25~40年)
[土壌]砂岩質
[アルコール度数]12%
[醸造について]天然酵母で自発的な発酵、シャルドネは1000Lのアンフォラで10日間果皮浸漬。ショイレーベは樽発酵、600Lのオーク樽とアカシア樽熟成。ソレラ・システムのリースリングは600Lの樽発酵。古いワインはステンレスタンク熟成。
■ワイナリー情報
[本拠地]オーストリア・ヴァインフィアテル
[栽培について]ビオディナミ農法
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2026.6月下旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
バランス良し!もう一口!
【ティスティングメモより】

【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
イエローが入った淡いゴールド。
ヨーグルトのような酸味を思わせる引き締まった香りに、青いパイナップル、スウィーティーのすっきりしてほんのり甘やかな広がりをもった香りが鼻孔をくすぐります。
子供のころ時々食べた、ヨーグレットを思い出します。まだあるのかしら。
(調べたら現在も販売していました(笑))
味わいは、爽やかなシャープな酸味を感じ、おそらくしっかりと熟した果実からくる充実したエキス感が骨太なワインの印象を与えてくれます。
自然な華やかさに酸味と果実のバランス感がとても心地よく、ついついもう一口と手を伸ばしたくなります。
インポーターさん資料の「冷涼産地での完熟」にうんうんとうなずきました。
アフターにあるラムネ(タブレットの)がほんわり穏やかな余韻となります。
エスカベッシュ、南蛮漬やトマトのカッペリーニのようなちょっと酸味のあるお料理と一緒にいかがでしょうか。




