ロッソ マシエリは、収量がある程度見込めるメルローと地元の品種タイロッソをブレンドしたワイン。 かつては他の品種もブレンドされていたが現在はこの2品種で造られている。
ステンレス製の発酵槽にて5日ほどのマセレーションとアルコール醗酵。圧搾後、ステンレスタンクで8か月間熟成させた後にボトリング。SO2は基本無添加だが、ヴィンテージによっては添加する判断をすることもある。
「ラ・ビアンカーラ」はイタリアのソアーヴェの隣に位置する小さな地区ガンベッラーラにワイナリーを構えています。
当主アンジョリーノ・マウレは、この土地で古くから栽培されているガルガーネガ種の可能性を信じ、1989年よりワイン造りを始めました。
畑では“無施肥”による有機農法を実践し、3年前から一部の畑でビオディナミ農法も試し始め、収量制限を行ったブドウから凝縮度の高いワインを生産しています。
醸造は、野生酵母のみを使用して、醸造中最も微生物汚染の危険性があるブドウの圧搾時や樽の移し換えのときにもSO2は添加しません。
■ワイン情報
[産地]イタリア ヴェネトガンベッラーラ
[タイプ]赤・辛口
[品種]メルロー50%、タイ ロッソ50%
[アルコール度数]13%
[醸造について]野生酵母にて発酵 ノンフィルター SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[創業]1989年
[生産者]アンジョリーノ・マウレ、アレッサンドロ・マウレ
[栽培方法]ビオロジック
[畑]7ha
[生産量]年間約4万本
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2025.1月下旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)

おうち常備におすすめの1本
【ティスティングメモより】

【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
抜栓3日後に飲みました。
ガーネット。
ブルーベリーやストロベリージャムの香り。煮詰めた甘い香りですがさっぱりとしています。スミレの花の香りもやんわり感じます。
さっぱりとした甘い香り同様、くっと引き締まった果実は、品の良い質感があり、口当たりがいいです。充実した酸味が心地よく、飲み飽きせずにサラサラ飲んでしまいそう。
コストパフォーマンスに優れた1本でしょう。
お食事の前半から中盤によろしいかと。
ありきたりですが、カプレーゼやトマトソースのパスタとご一緒に。