1級畑レ・リュジアンより。南向きの丘の中腹に位置しています。
この岩の多い土壌の特徴は、
ドロマイトを含む点にあります。ドロマイトとは、土壌の断層に局所的に存在する多孔質の石灰質物質(炭酸マグネシウム)であり、ブドウの根はこの隙間を伝ってより深く伸び、水分を吸収します。
骨格がしっかりとしており、深みがあり、複雑さとコクに富み、スミレの美しい香りが漂うワインです。スパイシーな味わいで、野イチゴのムスクのような香りと、ローズウッドやサンダルウッドの樹脂のような香りが感じられます。
エレガントで、陽気な印象を与え、味わい深く、気品のあるワインです。
【栽培収穫について】2024年は降水量が例年を上回り、霜や雹、病害などの影響を受けた厳しいヴィンテージとなりました。細やかな対応が求められ、収穫量は例年より少なくなりましたが、高品質なヴィンテージを生み出すことができました。
冬の終わりは例年より早く、3月末から4月初旬にかけて芽吹きが早まりました。5月初旬にはシャブリのブドウ畑で雹が降りました。6月頃に始まった開花はやや早めで、シャルドネには良好な条件となりました。一方、ピノ・ノワールでは花振るいや小さな房、ミルランダージュが見られました。
【赤ワインについて】
入念な選果後、ブドウを房ごと手作業でタンクへ移し、SO2を添加せず天然酵母による発酵を行います。発酵中は1日1~2回ピジャージュを行い、穏やかに発酵を促します。
約2.5週間でアルコール発酵を終えた後、樽へ移し、マロラクティック発酵を行います。
「マルセル ラピエールの甥であり、プリューレ ロックの醸造長を務めた人物」フィリップ パカレを紹介する際の常套句です。しかし、様々な噂をよそに自身のワイナリーを立ち上げてから15年になろうかという今、彼の名前は、ブルゴーニュを代表する造り手の一人と同義になったのではないでしょうか。
そんな彼の原点と言えるのは、自然派ワインの祖ともいえるジュール ショヴェに師事し、寝食を共にしてショヴェの哲学やエスプリを引き継いだ経験です。
(インポーター資料要約)
★2025年7月フィリップ・パカレ訪問記はこちら≫
■ワイン情報
[産地]フランス コート・ド・ニュイ
[タイプ]赤・辛口
[品種]ピノ・ノワール(平均樹齢約50年)
[アルコール度数]12.5%
■ドメーヌ情報
[本拠地]ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ
[設立年]2001年
[栽培方法]ビオロジック
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。



