このワインがスゴかった2018
このワインがスゴかった2018生産者部門
2014年から毎年末に開催、フジキスタッフ達が1年を振り返りながら
”本当に美味しかった、心に残ったワイン”
について語るこの企画。
ワインを取り囲む環境も変化しつつある現在、自由なナチュラルワインに似合うのはナンバーワンよりオンリーワン!? ということで、今年は1位を決めずにスタッフが想いを語るアンケート形式で発表していきます。
本音で選ぶからこそ、ほとんどが完売商品となってしまいますが、ご了承の上、ゆるーく広い心でお読みください。
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生産者部門
今年は代替わりや有名生産者のJr.も話題になることが多かった気がします。

【好き】 エキスの詰まったワイン!
【苦手】 青くて酸っぱい、 スグキみたいな赤が苦手。
今年はニューカマー(次のヴィンテージが待ち遠しい造り手)に出会えた!

ミネラルを感じる酸・旨味 マセラシオンの塩梅にセンス感じる~。
まだ20代前半の造り手、期待!

美しく香り高い出汁系のガメイ まだこんな美味しいガメイがボージョレにあるんだ!とビックリ(@_@) 2015、2016、2017と今年3ヴィンテージ入荷しましたが中でも2016が特に好きでした。

ストライクなエキス感! ブドウだけじゃなくいろいろ育てて作ってる人みたいです。ワイン以外のモノも試してみたい。

素直なナチュラル感に感動。マセラシオンの造り手として有名だそうですが、ふつうのキュベのほうが好き。

【好き】 酸のきりっとした 塩っぽいミネラル感
【苦手】 ワインなら何でも好き!

何故今まで出会えなかったのか不思議でしたが、「ほとんど試飲会にも参加せずにワイン造りに没頭するロミュアルド。」というインポーター情報に納得。やっと出会えました(笑)。
“ボージョレ・ヴィラージュ2016”を初めて飲んだ時の衝撃から、“シエナス2016”や“キュヴェ・21550”など何を飲んでも裏切らない美味しさ。明るさと艶やかさを併せ持つ魅力的なワイン。
2018年はヌーヴォーも届き、ロミュアルド・ヴァロの一年でしたね。

【好き】 酸とミネラルもしっかりある薄甘白ワインが大好物。 マセラシオンしたバランスのいいワインも好き。
【苦手】 苦みが強いワイン&石油香は×
今年は本当に印象的な生産者が多くて、
試飲会で改めて衝撃を受けたジュリアン・ピノー、
輸入元の二番通りさんの資料を見てずっと気に入っていたアマガも想像以上でしたし、
最近ではパトリック・コトンもベテランの風格があって素晴らしかった・・・
なので搾りに絞ってのこの4名、というチョイスです!

初来日の記憶も新しく、フジキにとっても思い入れのある生産者さんなので初めてお会いできた時の感動が忘れられません。
主に2015ヴィンテージのワインを中心に入荷しましたが、白はやはりトップキュヴェであるLBL,そして赤は初リリースされたタンゴ・アトランティコ2015がとくに好きでした。
元々フラン好きではありますが、紅茶の茶葉のような芳醇さと適度なスパイス感があり、艶っぽさがあるのが最高でした。

試飲会では正直、印象が全くなかったのですが、入荷してからのものを改めて試飲したらものすごくピュアでエレガントでフジキスタッフの好きなものが詰め込まれていてびっくりしました!
久しぶりに衝撃的に美味しいガメイに出会いました。 ボージョレ・ヴィラージュは2015、2016、2017と3ヴィンテージ飲みましたがどれもそれぞれにキャラクターの違いがあって美味しかったです。
個人的には特に2016が好みでした。
その後入荷したピノ・ノワールも滋味深く出汁のような旨みを纏っていて美味しかったので、日本初上陸とはいえベテランの生産者なので納得の味わいです。
まだまだ凄腕の造り手さんはたくさんいるだなと思ったワインでもありました。

何度も登場していますがやっぱり美味しい。別格です。
2016ヴィンテージは厳しい年だったので南仏のブドウを使ったキュヴェもリリースされましたがそれさえもド・ムール色に染まっていて美味しかった!
年々数が少なくなってしまっているのが悲しいですが、大切に飲みたいと思うワインです。
出来ることなら長期熟成させたものを飲んでみたい・・・。

全体的に以前よりワンステージ上がったような印象(上から目線でスミマセン・・・)
個人的には特に白(ガイヤック・ブラン レ・グレイユ 2016)が好きでした。
前は私にはややボリューミー過ぎたのですが2016ヴィンテージは酸がきれいだったせいか、程よいボリューム感で美味しかったです。
もちろん、前から好きだったプレクス・アンビュルはさらに私好みになっていて大好きです。

【好き】 バラ紅茶&赤紫蘇系の赤とロゼに目がない
【苦手】 樽香&ピピドシャ、アルコール感が目立つワイン

みんなと被りそう(笑) でも無視できない存在感でした。
輸入元のディオニーさんも「今年最大の発見」といったテンションでしたが、その冠に偽りなしなんじゃないでしょうか。どうして今まで日本に入らなかったんだろう‥。
ガメイはどのキュべも個性があって素晴らしいですし、実はピノノワールも今年ベストにするか悩んだくらい、大好きでした。
共通する「ピュアで華やかだけど単純じゃない」という個性と、各キュヴェごとの個性の掛け算というのか、飲むたびに感動をもらいました。
ちなみに、ワインを飲んだあとに生産者の写真を見たのですが、相当チャーミングですよね!

こちらもみんなと被りそうなんですが…(*注・被りませんでした)
北海道出張の際に二番通り酒店さんで試飲させていただいて感動したのがフランソワ・ルーセット・マルタン。
シャトー・シャロンのブドウを「あえてヴァンジョーヌにしない」、この選択をできるのが造り手の力だという感じ。生産者部門にふさわしいかと!
過去の入荷時は赤ワインの印象が強く、ベストワイン部門に登場したこともあったと思いますが、 今回は白も数キュベ試飲できたことで更に大好きな造り手になりました。安いワインではありませんが、特別な気分のときに飲みたいワインとして心の中に留めておく存在です。

【好き】 アルザスワイン、フルーティなワイン
【苦手】 タンニン強めのワイン

衝撃を受けたのがロワールのジュリアン・ピノー。
ロッシュ・ブランシュを飲んだ時、びっくりしたことを今でも覚えています。 飲んだだけでヴァカンス気分になれちゃう!マンゴーやパインナップルなど南国感満載! 来年のリリースも楽しみです。