繊細さと複雑さを兼ね備えたシャンパーニュ。
開栓直後はやや閉じた印象だが、少し空気に触れさせることで、アッサンブラージュならではの複雑な表情が広がります。チョークを思わせるニュアンス、ミネラル感、ほのかな酸化のニュアンス、白い花の香りが感じられるます。じっくりと味わい、料理とともに楽しみたい一本。
《エチケットの意味》エチケットを手がけたのは、ナンシーの美術学校時代からの友人である画家、Louise Luc Kheloui(ルイーズ・リュック・ケルウイ)。描かれているのは彼女の娘、アマリリスです。
造り手のLouisonは、その姿に幼い頃の自分を重ね合わせています。家族経営のドメーヌを女性が継承すること、そして末っ子がその役割を担うことは、シャンパーニュでは珍しいこと。自身の歩みや思いを込めたこのエチケットは、彼女が初めて手がけたシャンパーニュのアッサンブラージュを彩ります。自らが目指す仕事と味わいを形にした、Louisonのこれからのワイン造りにもつながるメッセージが込められています。
シャンパーニュ・クラマンのレコルタン・マニピュラン、Louison Rivière。美術を学びアーティストとして活動していたルイゾン・リヴィエールは、コロナ禍に家業を継ぐ決意を固め、1600年代築の家に暮らしながら、2ヘクタールの畑を一人で手入れしています。料理好きな祖母の影響もあり、有機農法やビオディナミ、無亜硫酸にも関心を寄せ、クラシックな父のスタイルとは異なる独自の醸造哲学を模索中です。
初ヴィンテージでは父の顧客を意識し微量のドサージュを施しましたが、それも最初で最後。今後はドサージュなしで、自然なシャンパーニュ造りにすべてを注ぐと決めています。
持続可能な栽培方法を選択し、ブドウ畑の健全性を維持しつつ、現代的な農業技術の向上に意欲的なルイゾン。独自の個性と魅力を持つワインを生み出そうと日々畑と向きあって格闘しています。(インポーター資料要約)
■ワイン情報
[産地]シャンパーニュ・コート・デ・ブラン クラマン・シュイィ
[タイプ]泡・白・辛口
[品種]シャルドネ(樹齢30~40年)
[土壌]石灰岩、チョーク質土壌
[アルコール度数]12%
[醸造について]一次発酵10日間、マロラクティック発酵あり、ステンレス製ホーロータンク熟成。デゴルジュマン:2026年3月、ドサージュ:ゼロ(ブリュット・ナチュール)
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス・シャンパーニュ コート・デ・ブラン クラマン
[生産者]ルイゾン・リヴィエール
[栽培方法]持続可能な栽培
[所有畑]2ha
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。



